こんにちは、ゆうです。
この記事では、最も難しい「お金をキープさせるための技術」についてシェアしていきたい。
特に30代からの10〜20年は『お金との付き合い方』『お金との向き合い方』で、人生の方向性が大きく変わると思うからだ。
そして忘れてはならないのは『お金との付き合い方=人格(性格)』という事実だ。
稼ぐよりも貯める方が難しい
これは、個人でも法人でもそうなのだが、
お金を稼ぐよりも重要な事。
それが『貯める』技術だ。
正直、ビジネスを行なっていても稼ぐのは簡単。
でもそれをキープするのが至難の技なのだ。
なんでこんな話をわざわざ出すのかというと、稼げば稼ぐほど、それに比例して良くも悪くも「お金に対する向き合い方(=性格)」が出るからだ。
節税に躍起な小金持ち(事業の場合)
事業の場合、お金が貯まらない、と嘆く人も多い。
現に年商1〜10億円という、少し稼いだ先に持ち出される悩みランキングとして、
1位:節税はどうしたら良いか
2位:優秀な人をどう雇うか
3位:アホな人をどうクビにするか
4位:余剰資金を上手に回すための投資先はどうするか
5位:スケールアップ(例えば1億円から3億円にアップするには?)
という悩みで持ちきりだからだ。
私も、その例に違わず、上記のような悩みを感じたこともある。
特に税金の話は、ダントツで多い。
私のクライアントの中にも「国籍を抜きたいです、税金がキツイので」という人がいたくらい。
それもそのはず。
日本の税制度は、商売の本質を実践している人でないと、なかなか税金が厳しい国だ。
なんと事業を作った場合、法人税は利益額に応じて最大50%程度にも及ぶのだ。個人事業主もさほど変わらない税率でかかってくる。
さらに法人の場合は、稼いだお金の中から、代表取締役である自分に対する給料(役員報酬)に応じた、所得税、消費税、地方税、社会保険、とがんじがらめの税金を支払った後に、初めて自分の資産となる。
超ざっくり計算して、粗利益で2000万円が残ったとしよう。
「会社員よりもワンランクもツーランクも上だ」と感覚的には思うかもしれないが、全然そんなことはない。
実際は、税金などが諸々引かれて、手元に残るのは1000万円を切る。
2000万円利益が出た人と1000万円利益(手元に700万円程度残る)が出た人の「手元に残る資金」は、たった300万円程度しか変わらないというから、儲かる人ほど不公平感を感じてしまうのだ。
そりゃ儲かれば儲かってしまうほど、国への支払いも比例して多くなるから、みんな躍起になる気持ちも分かる。俺の方が頑張ってるんだから、恩恵がないと割りに合わないだろ、とね。
貯金を最大化する上で大事なことは節税ではない
「じゃあこの記事は節税の記事なのですか?」
と思うかもしれないが、そうではない。
むしろ、その逆だ。
貯金を最大化する上で重要なのは、このメディアのテーマでもある
『お金を巡らせる=循環思考』だ。
これは、一流の投資家がよく話しているものだ。
お金を巡らせる感覚を持つことこそが、かえって貯金を最大化するのだ。
事業のお金が貯める=循環の最大化
この文言をノートに書いておいて欲しい。
今回は、私の身近に結構存在するから節税対策を例にとって考えてみたが、
事業のお金をキープ(少しずつでも増やすことが)できる人は、節税対策は超合法的な範囲内でしかやらないのだ。
(合法的な節税:社長保険、小規模事業共済、不動産、福利厚生用施設購入、社用車など)
むしろ、たくさん税金を払えるように、事業の利益率をもっと高める努力をする。お金を循環させる思考を持つと、人という資産が付いてくる。
何にお金を循環させるか(惜しまないか)で、今後あなたに付いてくる人の種類が変わっていくものなのだ。
世のため人のためにお金を使う意識に比例して、お金が集まる
つまりそういうことだ。
これは、私が偉そうに言える立場ではなく、まだまだチャレンジャーなのだが、世の上手くいってる人は、会社のことばかりを考えている訳ではない。
「私は、株主、従業員を代表しているにすぎない」
「自社の能力を最大限使って、社会に貢献するには?」と考えているのだ。
さらに、冒頭でも話題にチラッと出したが、もっと自社の事業をコンパクトにして、利益率を高める工夫をして、税金をはじめステークホルダーへの還元も頭に入れて考えている。
具体的には
「生産性の高い優秀な人が自分に集まるには?」
「その人たちが生きがいを持って」
「削れる固定費は?一等地を借りる必要ある?」
「商品の品質と顧客満足度をそのままに、原価を落とすためには?」
「売値をもう少し上げられないか?」
「買掛と売掛のスパンを縮められないか?」
「今年は、株主への配当をもう少し出来ないか?」
といった、現状からの前向きな課題だけにフォーカスするだけで、
節税対策にヒヤヒヤしながら、仕事をするような。
マイナスな感情に時間を使わないのだ。
解決策:マズローの欲求段階
たぶん勉強豊富な読者さんにはよくお判りの法則だ。
このメディアのどこかのページにもその話をしているが、
マズローの欲求段階を徐々に高めていけば良い。
「よし、俺は世のため人のためにお金を使うぞ」
と、意気込んでも実際は難しいのだ。
世のため、人のためにお金を使うためには、自分の欲求を満たし続けていかなければならないからだ。でなければ、世のため人のために使う体力は残ってないのだ。
●贅沢したい
●人に優越感を持ちたい
●尊敬されたい
●社会に必要とされたい
●1番になりたい
まず、こういった欲求を見つめて、一通り満たそう。
そういう目的で事業を動かしても、全く問題ない。
人生は短いようで、死ぬまで結構時間はある。
3年、5年、自分のために生きてみることも大事なモラトリアム期間だと私は考えている。
一通り自分のために生きていくと、社会に貢献したい気持ちがフツフツと湧き上がってくるものだ。
そういう時に、自分が出来ることを形にしてみたら良い。
個人のお金を貯める=幸福度の最大化
さて、続いては、個人のお金が貯まるための原理原則の話。
これは、超単純だ。
(給料 − 消費)= 貯金
この数式で給料を増やし、消費を減らすことが貯金に繋がる。
幸福度に比例して、消費のお金は反比例する
「結局、節約ですか?」
と、残念がる人がいると思うが、
そもそも幸福な場合は、無駄な消費がバカバカしくなってくる。
具体的に、あなた自身の普段の個人支出を以下の項目に合わせてツッコミを入れてみてもらえないだろうか。
「外食」・・その外食はする意味ある?大事な人の手料理の方が幸せじゃない?
「家」・・もっと狭くても幸福度は変わらないよね?
「車」・・レンタカーやリースで十分なんじゃない?
「学費(子どもなど)」・・それは子どもが本当にやりたいこと?親がやらせたいことなんじゃない?
「趣味」・・お金と労力のバランスはどう?自分の見栄のためにやってない?
「旅行」・・そんなに高額な旅行よりも、お金をかけずに同じ幸福感を味わえる旅行もあるんじゃないの?
「ブランド品」・・それを身に纏わないといけない意味は何?あなたを価値の高い人と認めてくれないの?
という感じで、一つ一つお金の使い方が、本当に自分の欲求をダイレクトに満たしているのかを考えよう。
ストックマネー技術は、幸福追求の技術
なんどもいうが、お金の使い方は人格を表す。
じゃあ、お金を貯められる人(ストックマネー技術と呼ぶことにする)はどんな人格なのか。
結論から先にお伝えしていくと、お金を貯める技術(=ストックマネー技術)というのは、つまり、、、。
最大級の創造性を使って最安値でお金以上の幸福を追求する技術
だということだ。
最大級の創造性を使えば、事業も個人もネガティブ感情を持っている人と同等以上にお金を使わず結果も出すことが出来る。
事業なら、税金を節約するネガティブ感情を抱く暇があるなら、キャッシュフローの改善、人材の生産性、販促の工夫に時間を割ける。
個人なら、本当に自分の事を大事にしてくれるパートナーや子どもたちに創造性を発揮すれば、お金を使わずそれ以上の幸福度をプレゼントすることが出来る。
お金をかけずに喜ばせれば、お金に変えられない幸福を与えてくれるものなのだ。
豊かに稼いでいる人は、プラスな感情(失うお金は存在しない)でお金と向き合ってるが、
稼いでても恐怖感に支配されてる人は、マイナスな感情(失ったら怖い)でお金と向き合っている。
数百人のお金の向き合い方を見てきて、この違いがあると分かった。
セルフコントロール技術で、お金と上手に向き合う
20代の私もそうだったが、やはり自分をコントロール出来てなかった。
それが故に、法人と個人、共にキャッシュフローが散々な目になった。
でも、幸福感を徐々に手に入れることで、自分史上最高の貯金額を更新し続けることができた。
そして、その法則が正しいかどうかを、クライアントさんを始めとする数百名の人たちと接する中で、確認できた。
細かな項目はまだまだ書き加えていくが、ぜひあなたのビジネスでお役に立てたらこの上なく嬉しい。
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セルフコントロール技術は、お金も心も体もコントロールが出来る、
死ぬまであなたを助け続ける技術になるだろう。
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