こんにちは、元製薬メーカーのゆうです。
予防医学実践家として、自分や家族に役に立てないかと考えて、この記事を備忘録として残しています。
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今日は薬を使わずコントロールできるようになった喘息について持論を話していきたいと思います。
22歳の時の、適度な断食で治った小児喘息
早速ですが、私は小児喘息を完治させた経験があります。
あれは、22歳の頃でした。
しかし、当時はなぜ治ったのか分かりませんでした。
でも、断食に興味を持ち、調べた結果、偶然お金がなくて食事できない状態を1ヶ月以上経験しました。それによって治ったことが分かりました(笑)
それが、絶食療法です。(私は断食と呼んでいますが、治療法としては絶食療法と呼ぶようです)
動画の16分あたりをご覧ください
すごく長いので、2倍速で見ることをお勧めしますが、
ベルリンの呼吸器外科の事例があります。
10000人以上の喘息患者を絶食療法で治癒させたらしいです。
そこに、私は自分との共通点があるな、と思いました。
なんとなく断食療法が優れていることはお分かりになれるかと思います。
旅行中の食糧不足で気管支喘息が完治
私の場合は、偶然『断食』しなければならない状況がありました。
その時、私は2ヶ月の南米旅行中に、ロストバゲッジをしてしまい、
常備薬を失いました。(ホコナリン吸引薬、テオドール、ムコダインなどなど)
しかも、お金も足りず、すぐに節約をしながらの旅行を強いられました。

ベッドの上にあるように、ロストバゲッジしてしまい、荷物がこれだけになってしまった図です(苦笑)
そこで、約2ヶ月の間、基本パンと水。
たまに所持していたクレジットカードで参加したツアーでのみ、正常な飯を食べる、という飢餓状態を続けていました。
症状が重い場合は、最先端の栄養療法を(メガビタミン&高たんぱく質)
近年、メガビタミン療法という「栄養」で治す方法が
考えられています。
しかも一番、人間本来の力を助ける治療法、という事で注目されている。
気管支喘息もその例に漏れず、メガビタミン治療法が様々な施設で試されているようです。
気管支喘息の機序は、ざっくりとお伝えすると、
肺にある気管支という直径0.1mmにも満たない細い管が筋肉の収縮によって挟まれ、肺の中の空気が外に出られなくなって起こるそうです。
そこで、やるべきことは、筋肉の収縮に気管支が負けないための、
- 気管支粘膜強化のために、ビタミンA
- 筋肉の過剰な収縮を抑制するための、ビタミンE
- 発作ストレスに対抗する、高タンパク食とビタミンCがオススメとの事です。
高たんぱく質、ビタミンA、C、E、必要に応じてナイアシンも摂る。
そんな感じで、自然治癒を誘発させる治療策を講じてみては如何でしょうか。
その後の経過をお伝えすると、
高たんぱく質、高ビタミン食を始めてからは、1ヶ月経っても、2ヶ月経っても発作が起きず、起きても目に見えて軽くなった。
そして、半年ほど経ってからは、喘息の気はすっかりなくなった模様。
今後、メガビタミン&高たんぱく質食事療法について、
このメディアでもお伝えしていこうと思っていますのでお見逃しなく。
まとめ
私の小児喘息が治癒したのは、
おそらく常備薬を辞めて、飽食状態でなく食生活が節制されたからだと考えています。
プチ断食だけで、20年くらい苦しめられてきた喘息が治ったのは、偶然とはいえ奇跡的でした。
なので、まずはじめに、マイクロ断食を始めてみる。
1ヶ月続けてもダメなら、メガビタミン療法などで、専門医に相談してみると良いでしょう。
<参考>喘息にプチ断食療法を行なっている医療機関
私自身、製薬メーカーに勤めていたので、
断食療法を真っ向から推奨している医師は、非常に勇気ある活動だな、と感じます。
断食は、ステロイドと同じような効果なので、あくまで短期的に行ってみてください。
渡辺医院は、すごく勇気がありますね。
キャッチコピーが「医薬に頼らない健康法」と大胆です。
でも、自然治癒を高める活動は、人間の本質ですからね。
(※重要※私はこちらの治療院で受診したことがなく、調べたにすぎません。くれぐれも、ご自身の責任でお願いします。)
渡辺医院(東京都中野区)

盛岡友愛病院(岩手県)

プチ断食なら、医療機関にかからなくても始められる
上記の2つの医療機関では、プチ断食で治らない場合は、相談に行ってみることをオススメします。
しかし、断食療法は自由診療なので、どうしても薬を飲むよりも高額な医療費がかかってしまう。
0円プチ断食から始める
こちらのページでは、私がプチ断食(マイクロ糖質制限)活動をしている話をまとめている。
http://self-control.jp/0diet1/
ここでは、やり方を抜粋しておくので、あなたの参考になると嬉しく思う。
【ステップ1】朝食を抜く
私は、断食にまつわる書籍を読んで、まずは朝食を抜いた。
もともと、朝食を忘れがちだったので、これは全く苦しくはなかった。
ただ、日によっては凄くお腹が減った時もあったのと、
修行のような断食は嫌だったので、以下の独自ルールは作った。
●EAAやプロテインを飲むのはOK
●お腹が減って仕方ない時は、チョコ1粒もしくはドライフルーツ
【ステップ2】昼食は12時〜14時の間に
昼食は、一番無理なく摂っていい時間帯だ。
好きなものを食べて良い。
食事にこだわり始めるのは、断食の効果に満足し始めたあたりで、やっていくと良いだろう。
そうでなければ、続かない。
何事も、少しずつ始めると良いだろう。
ただ、食事の時間だけはブラさず、大体11時〜14時を守ろう。
昼食は腹8分目で、主食+副菜を食べる
感覚的で申し分ないが、お腹いっぱいにする食べ方は、なるべくやめたほうが良い。
あと、主菜に副菜を組み合わせて食べたほうが良い。
まず、理由はさておき頭に入れておいて欲しい。
【ステップ3】夕食は20時までに食べて、16時間断食状態に
夕食は20時までに食べ終われば望ましい。
就寝が22時〜24時の間に寝るとして、2時間前までに済ませておきたい。
そうすることで、20時〜翌12時まで、16時間を胃袋空っぽ状態に出来る。
この16時間の部分を空っぽにするだけで、私自身が実践しても良い効果が出てきた。
夕食は、腹6分目にする
プチ断食が慣れてきてから、次に腹6分目にした。
お昼に重点をおいて、夜は寝るだけなので、がっつり食べるのを辞めた。
これだけで凄まじい効果があった。
牛乳、卵、肉、魚を摂ろう
もしあなたが牛乳が苦手だったり、動物性タンパク質が苦手だったら、
ちょっと気をつけてほしい。
『牛乳は悪い、卵や肉、魚はコレステロールが増える』というのは、
かなり偏った考え方だ。
今の食生活の中で、確実にNGなのは「サラダ油・キャノール油」と「糖質過多」くらいなもので、他は「これは絶対にNG」という食事は無いのです。
- 牛乳「だけ」を摂取するのではなく、タンパク質も摂取する
- 卵や肉、魚「だけ」を摂取するのでなく、糖質も多少は摂取する
- コレステロールや脂肪分を避けない
参考文献

